意味 |
トンネルの施工中に、施工の安全性および周辺構造物に対する影響を確認するとともに、設計の合理性およひ"施工の妥当性を判断し、場合によっては設計や施工法をより合理的になるよう変更するための資料を得るため定常的に行う計測である。内空変位測定、天端沈下測定などがある。施工中に行うものであるから、施工の支障にならないよう迅速に測定でき、正確で速やかに判断を下せる計測法を選ぶことが望ましい。NATMはこの施工管理計測をトンネル施工に組み入れることにより、より合理的主トンネル施工を指向するものである。開削トンネルでは、土留めの切ばりに盤圧計を取り付けて観測し、安全を確認しながら施工されることが多い。また、土被りの薄い山岳トンネルや、開削トンネル、シールドトンネルでは、地表面の沈下による構造物や路面等への影響を監視することと、施工の安全確認のため地表沈下測定や、地表面の水平移動、傾斜を計測することがある。 |