意味 |
保安設備には、工事の安全を目的として設けられるものとトンネルの使用開始後の維持管理上設けられるものがある。前者は、主に都市域における開削トンネルおよびシールド立坑部などの場合に、工事関係以外の立入りができないように、また、第三者に工事中であるとの喚起を促し、工事影響範囲の区別をつけるためのもので、図に示すような保安灯、工事標示板等が設けられる。後者には、 トンネル内の漏水、業務用廃水等の排水のための設備、巡回点検、保守作業、安全運転のための照明設備、その他待避所、通信設備等があり、主にトンネル供用開始後のトンネル機能の維持管理のために設けられるものである。 |