意味 |
切羽面とシールド作業室との間にバルクヘッドを設け、シールド推進に伴い隔壁に設けた開口部からずりを取り込むようにしたもので、きわめて軟弱なシルトまたは粘土地盤で切羽が自立できない場合に適用するシールドである。このシールドは切羽へ貫入して排土するため切羽前方で若干の隆起現象を伴いシールド通過後沈下現象が現われるのが一般的である。施工性の向士や沈下を最小限に抑えるためには、開口率の選定と推進力、推進速度などの調整が重要である。このために開口率の調整および排土量の測定ができる構造とすることが望ましい。 |