意味 |
アメリカ合衆国で開発され、発達した沈埋工法の1つの方式で、外径10m程度までの断面に適しており、円形および小判形を基本断面とする鋼とコンクリー卜の合成構造である。鋼殻は水上での外型枠になるとともに、止水性の確保に有効である。一般には1つの沈埋函を数個に分割lし、後に結合させるブロック建造方式が主に採用される。鋼殻は船台等で建造され、浮上した状態の鋼殻内において躯体コンクリー卜を築造した後30〜50㎝程度の吃水で曳航され、沈埋函に設けたポケット内に砕石または水中コンクリートを投入することにより沈設を行う。なお、鋼殻厚は進水時の応力、コンクリート打設時の応力などから決定されるが、おおむね8〜10㎜程度である。 |